大型ショッピングセンター設備改善の例
ショッピングモール (北海道千歳市)
【実施した主な省エネ施策】
- エアクオリティセンサ設置。換気のデマンド制御
- 空調機にインバータを設置
- 照明の一部をLED化
- Web 監視により本社からも遠隔省エネ推進
- ロードヒーティング遠隔制御
- コジェネシステム停止。発電機を非常用に転用
- 冷却塔保守改修・改造と起動方式の変更
- 小型温水ボイラーの新規設置
- 排熱利用配管切り離しと凍結防止対策
- 空調機のOAとRAの単独制御に変更
改修前後の電気+ガス使用量(原油換算)は、08年度:1982kl→09年度: 1189klと
※原油換算による年間エネルギー使用量が3,000kl以上の施設については「第一種エネルギー管理指定工場等」、1,500kl以上3,000kl未満の施設については「第二種エネルギー管理指定工場等」として省エネ法の規制対象となり、エネルギー中長期計画書の提出、エネルギー管理者等の選任等が国によって義務付けられます。
CO2濃度によるインバータの自動制御
フィットネスクラブに排風機を自動制御するシステムを導入しました。以前は一定風量の排風機で24時間換気を行っており、温められた室内の空気はそのまま排気されて無駄になっていました。年間の排風機の電力量は124,000kwh、電気代は120万円でした。
そこで、
センサには数百円の温度センサ、数千円のCO2センサから数十万円のセンサまで様々な種類があります。それぞれ価格には理由があり、用途や予算に応じて選ぶことができます。たとえばエアクオリティセンサは体臭や煙草の臭いに反応します。換気のデマンドコントロールは、必要なときに必要な量の換気を行うという考え方です。